KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

「女城主直虎」一年の感想

「女城主直虎」が日曜日に最終回

正直いって前半は殆ど見ていなかった。なぜなら「歴史大河」というよりはまるでホームドラマのノリで作られているようにみえたので、これは「花燃ゆ」の悪夢再来か、という印象があったためだ。

 

それが変わったのは小野政次の衝撃的な貼付けシーン

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この衝撃的なシーンと合わせ、松平健扮する武田信玄等の戦国武将の動き(松平健の「死におった」サンバは笑えたが(^^;)) とかが出てきてようやく毎週見るようになった。

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この「嫌われ政次」は8月だったので実質半分も見ていないので「感想」とはいっても後半部分のみになる。大河ドラマというのは基本歴史ドラマという伝統があるので歴史人物の生き様、考え方を人間ドラマとして描くというのが醍醐味であると私は考えるので、奥様のホームドラマのようなものを見せられると正直ゲンナリする。

しかし後に井伊家を彦根30万石の大名にまでにする井伊万千代(直政)を中心に描いたのがやはりよかった。既に城も領地すらもなくなった井伊家が徳川に仕えで出世していく様を人間としても成長ながら描いていく、これこそが大河の王道だと私は考える

 演じた菅田将暉、なかなかよかった。この俳優将来が本当に楽しみだ。

阿部サダヲ演じる徳川家康はどこか頼りなく、覇気がない人物として描かれているものの天下人への道を歩んでいく様を描いている。でも確かに家康は何をするにも慎重な人物で、その点信長や秀吉とは違うのだが天下人になれたのは周囲の人間の後押しというのもあるのかもしれない。関ヶ原の戦いは家康が齢60ー還暦の時であり当時としては既に高齢である、その年齢に人生の勝負に出たわけでそれを考えると60でもまだ手遅れではない、という訳のわからない希望も出てくる。

来年は西郷隆盛の一生を描いた「せごどん」

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幕末というのはあまり視聴率がよくない(一部の人にはわかり辛いようだ)というジンクスがあるが、幕末⇒明治というのは日本史上でももっとも社会がドラステイックに変化した時代であり、その意味では期待も大きい

来年は明治維新150年にあたる年というのもあり、日本人にとって明治維新とはなんだったのか、ということを考えるきっかけにもなるのではないかと思う。