KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

マスコミ世論調査は時代遅れのRDD方式ー惑わされないように

参議院選挙を今度の日曜日に控え、各紙の世論調査は軒並み、自公圧勝の調査を発表している

参院選FNN世論調査 自民、単独過半数となる57議席に届く勢い
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00329452.html

野党を応援する人はこれを見てかなりあせっているとは思うが、

実はどのメデイアもRDD方式ー(乱数番号法、Random Digit Dialing)による調査によるデータである。これはコンピュータで乱数計算を基に電話番号を発生させて電話をかけ、応答した相手に質問を行う方式で、従来の固定電話を対象として行われる。ーを利用したものだ。

データは即コンピューターに各調査員が入力したものを自動集計されるので、コストも安く早い。よく世論調査がねつ造されている、などという人がいるがRDD形式は全てコンピューターで集計されるので人為的な意図を加えるのはほぼ不可能といっていい

但し、である。

このRDD方式自体、実はデータの正確性について著しい問題が指摘されている。

対面による調査でしか個人情報提供に応じない者、固定電話を持たない世帯(低所得者世帯や携帯電話のみ保有する独身者など)、固定電話のある世帯であっても在宅時間の短い者、電話を取る役割にない者などの回答が反映されないため、回答者の年齢・職業などに偏りが発生する可能性がある。また固定電話を持つ世帯への日中調査に限定されるため、日中在宅していない者、入院療養中の医療弱者、障害者、外国人、日中仕事をしている共働き世帯など、相当数の社会構成員、特に社会的弱者が不可避的に母集団から外れやすくなる。

特に最近の若い世代の家庭はそもそも固定電話自体を家にひかないところも少なくない。

そのためRDD方式のサンプリングデータ自体は著しく偏った層からのデータと断定して差し支えないのだ

そもそも固定電話があって日中だれかいる家庭、自営業かパートに出なくてもいい裕福な層がどうしても中心になる。その層は元々自民党支持者である可能性が高い層である。

つまりRDD方式の調査結果はそもそも自公に有利なデータが出るのは当たり前とまで言って差し支えない。

一方、共働きや独り暮らし、あるいは最近固定電話を引かない家庭も増えてきまている関係もあり、そういう層は無党派層が多い。つまり無党派層の傾向はRDD方式反映されない可能性が高い

これらを見てもRDD方式は本当の世論の動向と比べると不正確と言わざるを得ない

ではマスコミはなぜRDD方式を使い続けるのか、理由は以下の点である。

1.安価で早く世論調査の結果が出る
2.人為が殆ど入る余地がないので、データ改ざんを疑われる可能性はない

本当はRDD方式より正確なデータが出やすいギャラップ調査や個別訪問面接聴取法等があるが、いずれもデータの集計にコストや時間がかかるため、現在のマスコミの体力では難しい、というのが正直なところであろう

つまり結論

マスコミの世論調査はあてにならない。
よって

どんなデータが出てもそれで一喜一憂する必要はない

ということはできるであろう。

但し参考にはなると思う。

例え自民単独過半数とか改憲勢力3分の2という世論調査のデータが不正確であったとしても、選挙情勢が厳しく楽観ができない状況であることに変わりはない。これは事実である。

参議院選挙、世論調査からどれだけ離れた最終結果になるか

全ては無党派層がどれだけ選挙に行くか、にかかっている。

投票率が全てを決める。こういって差し支えないだろう。

だから皆さん、

投票しない権利を行使、などといわず。

是非選挙に行って下さい  お願いします