KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

日韓合意で支持率アップ目論むがネトウヨ応援団離反でどうなる?

昨日毎年恒例の東京虎の門にある金毘羅宮のお参り(商売繁盛の神様)してから虎の門から赤坂まで歩いていた時に赤坂近辺に右翼の街宣車が耳をつんざく大音量で首相官邸に向かって抗議行動していた。ものすごい大音量なので思わず耳を塞いでしまいそうだったが例の日韓合意への抗議行動らしい。

安倍政権は極右政権とは言え本物の右翼は(暴)系なので必ずしも最初から安倍晋三支持ではないのだが、今回の日韓合意、本気で怒らせてしまったようだ。

今回の従軍慰安婦問題における日韓合意ー個人的には随分中途半端な合意にも見えるし、安倍の例によって二枚舌外交という説もある。

■安倍の謝罪は二枚舌、歴史修正主義はさらに進行する  
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=310952

安倍晋三が今回の従軍慰安婦問題を反省するつもりはないのは以下の文章から明らかである

今回の合意内容を注意深く見ると、安倍首相が「勝利」と言い張れるような内容も含まれている。河野談話にあった強制性を認める文言はなくなり、「最終的かつ不可逆的に解決された」という、慰安婦をめぐる韓国からの要求を今後一切受け付けない”ことを示す文言も盛り込まれた慰安婦像の撤去についても韓国政府が関係団体と協議するとしている。

そういう意味では、逆に、韓国がよくこの合意内容をのんだな、というのが率直な印象だ。そもそも、慰安婦の法的補償要求や慰安婦像建立は民間の取り組みである、それを韓国政府が“規制”するというのだろうか。これでは、韓国は金で解決したと言われてもしようがないだろう。

朴大統領の父親は朴軍事政権当時の大統領で慰安婦の問題を始め日本が韓国に莫大な金額を支払うということで解決したのが日韓合意であり、従軍慰安婦やその他の問題もその中に含まれる。あとは朴政権がそういった被害者に対してどう分配するかは韓国側次第だが、結局韓国政府は殆ど慰安婦を始め第二次大戦の被害者に対してたいした補償もしなかったのだろう。

今回の合意も極めてあいまいでもしこの内容を韓国政府が飲んだとすると朴大統領は父親と同じ過ちを犯しかねない内容である。

しかし今回の「日韓合意」は本物の右翼だけでなく「在日」「反日等バカの一つ覚えのように使い嫌韓を続けるネトウヨも発狂に近い状況で怒らせた。嫌韓は殆どネトウヨのアイデンテイに近いので「日韓合意」ということだけでこいつらを怒らせたのだろうが、例によって合意内容など右翼もネトウヨもおそらくきちんとは読んでいないだろう。もっともきちんと文章内容を理解する頭をもっているとは思えないが

上記の文章を読むと安倍晋三はリベラル(のふり)をすると支持率が上がることを知っており、その味を占めて今回の日韓の従軍慰安婦問題を積極的に日韓合意を実現しようとしたらしいが、安倍晋三は、20年前、自民党歴史修正主義者たちの組織「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」で事務局長をつとめ、1997年4月の第7回勉強会では、“韓国は売春国家だから慰安婦になるのに抵抗はなかった”という意味の発言までしているのだ。今回日韓合意の背景は

1.アメリカからの指示、要求
2・リベラルのふりをすることによる内閣支持率アップ

の両方の背景があったと思われる

とはいえ、ネトウヨは安倍のネットの大応援団だったのだが今回でその大応援団を失ったことは確かだ。ネトウヨはネットではやかましい存在だが、社会全体からみればマイノリテイ、(いわゆる声高きマイノリテイの典型)だからネットにおいては決して影響力は小さくはない。

報道ステーションの古舘やNews23の岸井という「邪魔者」を退場させることに成功したが、今迄の応援もなくなるわけでこれがどう影響するか面白いところだ。

しかし何よりも煮え切らない民主党を始め野党があまりにだらしなさすぎる。このままでは今年の参議院選挙の勝利はおぼつかない