KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

新国立の見直しは罠?あまりにも絶妙なタイミングで行われた世論操作

既に報道でご存じの通り当初の予算を大幅に上回る2520億円という建設費と報道された新国立競技場に対して各方面から批判が出ていたが、本日安部首相が「計画を白紙に戻す」と表明した。

■新国立競技場 首相「計画を白紙に戻す」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150717/k10010156301000.html

どう考えても通常の数倍レベルの建設費に加え、なぜこれほどまでに建設費が膨れ上がるのか、殆ど納得できる説明がないことからもこの計画がメチャクチャであり白紙に戻ったことはいいこと、

なのだ、    

どうもこの見直しの件、 胡散臭いのだ。

はっきりいって怪し過ぎる。

1.まず絶妙なイミングで新国立見直しが発表されたこと

昨日の殆どの憲法学者違憲と指摘する「安保法制」の次世代の党を除く野党欠席での強行採決、 これには殆どの国民が怒り安倍内閣の支持率の急落はさけられないとの見方が殆どであった。

その直後の新国立競技場の計画の見直し撤回と安藤忠雄氏の記者会見

タイミングが絶妙すぎる

あたかもうまい具合に編集された映画のようである。

これは「メデイアはメッセージである」というマーシャルマクルーハンの言説をいうまでもなく、先にバッドニュースを出してそのあとにグッドニュースを示すととたんにイメージがよくなる。メデイア操作論の基本ともいうべき手法である。

2.第二にそもそも新国立の見積り経緯が不透明且つ不自然

そもそも今回の新国立競技場の見積りのプロセス、どう考えてもおかしい

これは一度でもビジネスを社会でやっていれば、デザインの選考委員長で著名な建築家の安藤忠雄氏が「選んだ責任はあるが、なぜ2520億円になったのか私も聞きたい」と表明することに不自然さを感じたのは私だけではあるまい。
普通会社に対して見積りを出したら、その見積りの金額に対して説明するのは当然のことであり、デザインや施工を決定する担当者がその見積りの金額についてきちんと説明できない、などということは通常の会社同士の仕事ではまずあり得ない。

関係者の中でここまで金額が増えた理由をきちんと説明できる人間など一人もおらず、誰が明確な責任者なのかもはっきりしない。皆異口同音に「いつの間にか金額が増えていた」という。

通常の民間の仕事ではまずありえないことだ。
ずさん、ずさんすぎるのだ。
とてもきちんとしたプロの進め方ではない。

それを考えるとあることが頭をもたげるのだ。

もしこの新国立の2520億円という見積り→安倍首相の見直し表明

これが最初から仕組まれたものだったとしたら?

実は今回の絶妙なタイミングでの新国立の見直しの表明

この見直し表明によって安部政権は次のメリットを得る

1.違憲法案といわれる「安保法制」の与党単独での強行採決による支持率低下を最小限(場合によっては0)にすることができる



2.国民に「安保法制」のこと自体を忘れさせる、もしくは少なくとも関心を薄くさせる効果を狙っている



3.危機的状態だった安部政権の延命効果になる


反安倍のデモがあるにも関わらず、マスコミの幹部と会食したり、マスコミを見事なまでに骨抜きにしたり.. 等

安倍政権内部には間違いなくナチスゲッペルスなみ、いやそれ以上の高度な世論操作のプロのブレーンがいるのはまず間違いない。

この新国立のおかしな見積りと見直しをこのタイミングの発表、このくらいのことはやろうと思えば今の安倍政権を支える連中はたやすいはずだ。その連中がこのシナリオを書いた、と思うのは考え過ぎだろうか?

いずれにせよ、我々にできることは1つだけ

戦争法案を強行採決した安部政権を許さない

そして

絶対にそのことを忘れないこと