KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

成年後見人業務終了の作業を行いました。

以前のブログ記事にも書きましたが、先月私が成年後見人をしていた伯母の逝去に伴い、成年後見人としての終了業務、さらにその関連の作業を行うため昨夜より新潟に入りました。

成年後見人として終了するためには次の2つを行わなければなりません。

1.法務局本局に終了登記の手続きを行う
  指定用紙に記入し、最後の戸籍謄本(死亡に伴う除籍がおこなわれているかどうか)

2.管轄の家庭裁判所に終了報告(財産目録その他の作成)
死亡後の最終財産を確定させ、それに伴う成年後見業務の終了報告を家庭裁判所(私の場合は新潟家庭裁判所)にしなければなりません。

 合わせて成年後見人としての報酬申立てももし希望があれば行います。最近は殆どのケースで報酬申立てを行い、よほど財産額が少ないか、特別な事情がない限り認められるケースの方が多いようです。

そして今回は上記のの終了登記を行ったあと、最後の引き落としが終わった伯母の銀行口座の相続手続き、後期高齢者及び介護保険その他の後処理、そして家庭裁判所の最終報告書を提出すべく活動。新潟は冷たい雨が降るどんよりとした日和でした。

あちこちの移動、特に銀行とかは待ち時間が長く予想以上に時間がかかってしまいました。夕方近くになり先程全ての業務を終了しました。提出書類に問題が生じない限り(たぶん、大丈夫だと思いますが)成年後見人としての全ての業務を法的には終了することになります。

とにかく今はホッとしている状態ですが、私の成年後見人の業務は4年余りの期間でした。その前の申し立てやそれ以前の施設や親戚との協議期間を考えますと、何と4年半もの間、東京と新潟との往復を時々行っていたことになります。

しかしそれも今回で終わります。

また伯母の親戚も高齢化し、しかも決して「近い親戚」ではないので伯母の逝去によってこれで実質的に新潟とも切れることになるでしょう。少しさびしい気分にもなりました。

もっとも成年後見人は終了登記も行い,確かに法的には成年後見人の仕事は終了しましたが、
1.正式に金融機関その他で相続が完了を始め、相続に関する全ての手続きが完了する。(税務署での相続申告も含む)
家庭裁判所からの報酬に関する裁定、及び終了通知が来る

この2つが完了しないと本当の意味での業務終了ではありません。

これらが終了するのにあと一か月はかかるでしょう...

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