八重の桜ー徳川慶喜の将軍宣下と孝明天皇崩御
八重の桜ー会津の大火の中「みね」も無事、蔵の中で見つかり山本家は無事家族の絆を取り戻しましたが、時代は大きく動きます。第二次長州征伐の事実上の幕府軍敗退とともに、一橋慶喜の「二心殿」ぶりが、松平春嶽すら呆れさせてしまいます。
個人的には小泉孝太郎が慶喜役をやっていること自体があまり気に入らないんですが、そのせいもあってこの一橋慶喜、本当に嫌な奴に映りますね。それがまたしゃくだったりもしますが,,
それにしても小泉一族は兄が俳優、弟が代議士と何か石原家のマネをしようとしているんですかね、いずれにせよ私はこの一族は嫌いです。
とにかく将軍家茂薨去後、意外に知られていませんが徳川幕府で半年近く将軍が空席になっていました。その将軍も慶喜の将軍宣下で最後の将軍となるわけですが、慶喜の将軍在職期間は慶応2年12月5日(1867年1月10日)から慶応3年12月9日(1868年1月3日)と一年にも満たない期間で徳川の歴代将軍でももっとも在職期間が短い将軍でした。
さて、ドラマの最後に大事件が起きます。
藩主の松平容保を絶大に信頼(実は慶喜も同じなんですが)おいていた孝明天皇が崩御します。
これが容保にも慶喜にもかなり大きな打撃となります。孝明天皇はあまりの急病で僅かな期間の間に死亡したため、今でも暗殺説が絶えないのですが、一応死因は天然痘といわれています。
今となっては真相は孝明天皇陵を掘り返して遺体を鑑定しないとわかりませんが..
この様子ですと5月は大政奉還→戊申、会津戦争という展開になりそうですね。いよいよ悲劇が始まってしまいます。
ちなみに黒木メイサ扮する中野竹子なる女性が出てきましたが、(以下ネタバレです)
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実は彼女も会津戦争の時に活躍します。八重は鉄砲で奮戦しますが、中野竹子は薙刀にて会津戦争で戦い若い命を落としてしまいます。