KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

ローカライズを無視するエセグローバリズムのエコノミスト

さて久々に吠えます

マスコミの論客とかTPP推進しなきゃ日本が滅ぶとかほざいているわけのわからんエコノミストたちよ。

あんたらグローバリズムとは何たるかどんだけ知っているの?といいたい。

そもそも日本語以外の外国語きちんと話せる? 英語すらまともに話せん奴がグローバリズムなんて語るなよ。

文化圏というものが違ったらいろんなものが変わってくる、ということをどれだけ理解している?

1つ例を挙げよう

昨年から制作している海外向けの音楽教材の作業でもう完成したつもりであったら修正の作業が発生した。その音楽教材は香港、マレーシア、インドネシア、フィリピンでのとある大手楽器メーカーの音楽教室の教材として使う

それは子供の練習曲で「アリさんのキッス」という曲だが、実は「キッス=KISS」だが、イスラム圏のインドネシアではNGということが判明。そうイスラム圏には男女のキスというのはあってはならんのだよ。キリスト教とはそこが根本的に違う

というわけでインドネシア国内(マレーシアもそうなんだが)等のイスラム圏で売るために歌詞、や曲名を変えざるを得なくなった。ということでその作業をこれから行う。

どんなにグローバリズムとなろうが文化圏が変われば、その文化圏に合わせた商品作りをしなきゃならんのだよ。それをグローバリズムに対してローカライズという。
TPPで一番いかんのはで基本的考えに「買わない=非関税障壁という「メーカーの論理」で決めつける雰囲気があるということ。そこにはローカライズなんて概念はない、文化圏や法律に関係なく買わない=非関税障壁ということでその国を訴えることができるのがTPPだ。要するにラチェット規定やISD条項というのはこういうメチャクチャなことを正当化できる取り決めである。

つまり、世界中が金太郎飴のように同じ国であるべきだ、という論理がTPPである。下手すりゃローカライズ=悪となりかねないのがTPPだ。

なぜなら
理論的にはどんなことでも「非関税障壁」にでっちあげることが可能なのがラチェット規定やISD条項である。


だがそんな論理がナンセンスであることはいうまでもない。

しかしそんなこともわからんエコノミストという連中がマスコミはじめ経済界だけでなく日本社会で異常なほど発言力を持っている、これってどう考えてもおかしいだろう。

真のグローバリズムとはローカライズを視野に入れたものである。この「世界中が金太郎飴」の論理を強行したら日本よりASEANイスラム諸国なんか収集つかないくらい大変なことが起きる。

TPPを推進している「1%」のグローバル企業の連中はそれを理解しているとは思えんな。

いうまでもないが、安倍首相が出ても交渉とは名ばかり、実際はアメリカやアメリカ系の「1%」グローバル企業のほぼいいなりになるだろう。

くどいようだがそれもこれも国民の半分が選挙に行かなかった結果である。