KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

地下鉄サリン事件、菊池容疑者逮捕で

菊地直子容疑者、相模原で身柄確保 地下鉄サリン事件
http://www.asahi.com/national/update/0603/TKY201206030239.html

1995年3月の地下鉄サリン事件で、警察庁から特別手配されていたオウム真理教元信徒の菊地直子容疑者(40)を3日、警視庁の捜査員が神奈川県相模原市内で発見し、任意同行した。警視庁は殺人の疑いなどで逮捕。

 警視庁によると、菊地容疑者に似た女性が相模原市内の一戸建てに住んでいるとの情報が3日午前、警視庁本部を訪れた人物から寄せられ、捜査員が張り込みをしていたところ、3日午後8時近くになって女が一人で帰宅。捜査員が「菊地か」と問いかけると、「はい」と答えたという。手配写真などに比べてやせていたが、菊地容疑者に似たほくろが右目の下にあったという。Tシャツにズボン姿で、コンビニのポリ袋を手にしていた。

実は結果としてはカンヌ映画祭に入選しなかったが昨年私が映画音楽を担当した映画の監督は地下鉄サリン事件の被害者である。そして私もその事件が起きる前日に当時築地にあった某大手広告代理店と打ち合わせをしていた。打ち合わせが一日ずれていたら私も巻き込まれた可能性があるのでこの事件は他人ごととは思えない。

結果的にこの事件で先方の担当者も退職したり入院したり、で前日打ち合わせした案件どころの話ではなくなってしまった。あの事件以来この広告代理店には仕事では行っていない。決まれば大きな案件になっていただけに、その意味で間接的ではあるが私も影響を受けたことになる。

逮捕された菊池容疑者は手配写真とは似ても似つかない顔だったというが、17年以上も逃亡できているというのは協力者がいるのは間違いないだろう。

それにしても相模原市だからうちからそう遠い場所ではない。もっとも見つかったのは城山ダムの方、津久井湖の近くで人も少なくものすごい田舎、潜伏するにはうってつけの場所かもしれない。

事件が発生した95年は自分にとっても人生最悪の年だった。しかし地下鉄サリン事件の被害者にとってはやはり最後の一人が捕まらないと終わらないだろう。

しかしいまだにわからないのは、あのオウム真理教事件とは結局なんだったのだろうか? いろんなことを云う人がいたが結局いまだにきちんと答えが出せない。日本という国のあらゆる病巣が表に出たと思うのだが結局それに対して何の問題も解決されていないし、事件の教訓も見えてこない