KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

「平清盛」初回と平忠盛

さて坂の上の雲が終わってしまいましたが、坂の上の雲と比較してしまうとどんなドラマでも貧弱に見えてしまうとは思います。特に昨年の「お江」もちょっとひどかったですからね。幕末と明治、戦国といったり来たりしましたのでまあ平安時代のドラマというのも少し一興かもしれません。それに松山ケンイチはいわゆるアイドル系の役者とは一線を画す、一応若手俳優の中では演技力において一目おかれる存在ではありますので..

内容はまあ初回なので評価するのはまだ時期尚早でしょう。でも比較的じっくり見ることのできる内容ではないかと思います。清盛が白河法皇のご落胤という噂は当時からありましたが勿論実証されたわけではありません。(というか今さら実証のしようがありません(汗))ただ松田聖子(!!)扮する祇園女御に保護されて育っていること、そして当時は皇族の親戚でないとなれない太政大臣になっていることを考えますと、まんざら根拠のない噂ではないかもしれません。それにしても伊東四朗怪帝といっていい白河院をすごい存在感で演じてましたね。さすがベテラン俳優です。ちなみに鳥羽天皇から帝位を事実上奪った崇徳天皇白河院との密通の子であることもどうやら事実である可能性が高いようです。それにしてもこの時代の天皇家は本当にメチャクチャなことをやっていましたね。

さて、ここで清盛の父(育ての父?)である平忠盛については触れておいたほうがいいでしょう。

この平忠盛は武勇、人格ともに優れた人物で白河、鳥羽両天皇から絶大な信頼を受けていた人物で、伊勢平氏で初めて昇殿を許されました。また諸国の受領(知事)を歴任し、日宋貿易にも従事して莫大な富を蓄えた人物で忠盛がいなかったら清盛があれだけ出世することもなかったといってもいいかもしれません。ちょうど源氏でいえば八幡太郎義家のように平氏の棟梁として多くの尊敬を集めていた人物でした。大河ドラマでも人格者的なキャラクターで中井貴一が演じていましたが、平氏では平敦盛と並ぶ優れた器の武将であったといっていいかもしれません。

この人格者の忠盛の教育を受けて清盛は成長していきます。

さて、来週からいよいよマツケン(注:松平健ではありません(笑))版清盛が主役を張ります。どんな演技とそしてドラマの脚本もどういう風に進行しますか。

「お江」天地人のようなものにだけはなってほしくない、と思うのはたぶん、私だけではないと思います。

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