KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

TPPに関する大きな問題1−何かがおかしい

TPPに関する議論がようやくマスメデイアを通しても動き始めているが、まず私の立場を最初にはっきりさせていただく。

私は少なくとも現行の内容のままで参加するのは反対である。それは以下の理由からである。

1.現行の条項には問題がありすぎる。(特にラチェット規定ISD条項)にも関わらず、マスコミ等でこの問題について殆ど議論らしい議論が行なわれていないこと。

2.しかも胡散臭いのはこの問題について日本政府、財界、経済学者等の推進論者が意図的に議論を避けているように見えること。またマスメデイアもなぜか詳細な点には触れようとせず「これに参加しないと日本は乗り遅れる,孤立する」等のプロパガンダのみを繰り返しオンエアしていること

3.TPPが導入されることによって国民の生活はドラステイックに変わる可能性が高い。(特に国民の「食」の問題、健康保険と医療制度、郵便貯金制度)にも関わらず国民に対して説明らしい説明をせず、政府が「既成事実」として参加の方向に突っ走っていること。

1.に関してはネット等の情報である程度情報が入ってくるが、地上波のテレビのみから情報を得ない人はこういう問題が起きるなんてことは考えもしないだろう。

2.に関しては本当におかしい。気持ちが悪い。NHKから朝日、サンケイに至るまで「TPPに参加しないと日本は乗り遅れる,孤立する」といったプロパガンダのみを繰り返し伝えている。まるでどこかの独裁国家のテレビのようだ。この国のマスコミは本当におかしい。権力に反対するどころか完全にTPP推進派のプロパガンダ機関に成り下がっている。

そして何よりもこの問題での日本政府の動き方だ。野田佳彦という人物の持論はTPP参加に積極的、消費税10%論者であることは知っていたが、国会で議論らしい議論を行なわないままこの両方を自分で勝手に決めてしまった。この国は一体いつから野田佳彦独裁国家になってしまったのか?

TPPがこのまま参加、制度導入されてしまったら日本人の生活は劇的にとんでもなく変わる。今までの常識が常識でなくなる、医療、食生活、金融。どれも根底から変わるといっていい。これほど国民生活に劇的な影響を与えるものを国民に信を問わずして自分で強引に進める、こんなことが民主主義社会にあっていいのか?

とにかくこのTPP問題、あらゆるところがおかしい、気持ち悪い。そして将来がとてつもなく不安だ。

そしてこの問題、どうやら我々一般国民が考えている以上に深いことがわかってきた。そして調べれば調べるほどこれは絶対に阻止しないといけない、という思いを強くした。

尚、お断りしておくが私は別に国家主義者や愛国主義者ではない、寧ろそういった右翼的なものには嫌悪感を感じている者である。

このTPP、表向きはASEAN自由貿易を発展させたものだが、実は途中からアメリカ主導で動いている。しかもそのアメリカ政府の実態が問題なのだ。

長いので続きを明日書きます。