カダフィ政権崩壊 独裁者はいまだ所在不明
■リビア:政権崩壊 米、軍事後方支援貫く
http://bit.ly/n6WXpW
半年以上も続いたリビアの内戦、反政府勢力が首都トリポリを制圧し、40年続いたカダフィ政権が事実上崩壊した。
しかし独裁者はどこにいったのか、いまだにカダフィ自身の行方がわかっていないようである。
■事実上、政権崩壊のリビア 首都の現状は?
http://news24.jp/articles/2011/08/25/10189292.html
これでカダフィが国外にでも逃亡したら、反政府勢力の手落ちだと思うがいずれにせよ、独裁者というのはいつも哀れな末路を辿るからそう長いことではないと思う。
今回はオバマ政権はアラブ系の国民感情を刺激しないように極力全面に出ることは避けた。正しい戦略ではあるが全ての筋書き、糸はひいていただろう。次の標的はたぶんシリアだろう。
独裁国家がどんどんなくなることは基本的にはいいことだと思う。例え一時的にはうまく機能しても長期間政権を保つとほぼ例外なく腐敗していくものである。そして民衆はいつもその犠牲になる。リビア国民も40年我慢してきたのだ。だがそれが自国の国民が自ら勝ち得たのなら問題はないが今回はどうだろうか、たぶんCIAが裏で工作もしていた可能性は低くないだろう。
とはいえ民衆から搾取し、甘い汁を吸うだけ吸い尽くしたこの独裁者が後世から賞賛されることはないだろう。ルーマニアのチャウセスクとかイラクのフセインのように..