KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

facebook>mixiになりつつある私のソーシャルネットツール

以前私はいわゆるシリコンバレー、海外留学組のIT関係者の多くが主張する「facebookこそが真のSNSmixiはそうではない」という類の発言を批判した。

その理由は
1.それらの発言を見た限りではfacebookmixi(とりわけmixiについで、だが)両方を日常的に使い、両方のSNSを精査をした上での発言とはとても思えなかったこと

2.彼らの発言の内容からして「グローバリズム=アメリカと本質的に同じ社会になる」ことがよいと考えているとしか受け取れないこと、少なくとも日本の市場の特質をよく調査した上での発言だとは到底思えないこと。

つまりfacebookmixiの両方の特質を論じる以前の内容の言質なのだが、ITの世界ではこれらがあたかも正論であるかのように伝わっている。また彼らの方がITやIT投資市場に対して発言力や影響力があるのも困ったことだが、残念ながら事実である。

しかし今日は両方を使っている1ユーザーとしてこの両者を論じると、結局現在mixiよりもfacebookの方に主軸を移しつつあるのも事実だ。

両方を使っている私の印象だと使いやすさ、という点ではmixiの方が機能的に使いやすい。特に「コミュ二テイ」という掲示板はかつて新しい人間関係やネットワークを構築するのに私自身かなり重宝した時代があった。mixiの黎明期にはかなり新たな人脈やビジネスにつながるツールだった時代があった。

だが最近はそういうかつてのようなmixiのツールとしての有効性はすっかり失われ、いまやマイミク(友達)との連絡手段と一部の「コミュ二テイ」を通して僅かに交流や情報交換を行なうのみである。

これというのもmixiはひとことでいって会員が増えすぎたと同時に、はっきりいわせてもらうがそれに伴う会員の質の著しい低下が原因である。

正直いってここ2ー3年に限っていえばmixiではあまりいい思い出はない。ニュースへのコメントに対する「荒らし」、毎日のように来る「業者」の足あとやメッセージ、ひどいのになると訳のわからない言いがかりをつけられストーカー行為に近い行為をする輩もいた。今mixiで発言する、というのは非常にリスクが高いものになっている。下手に募集記事を書こうものなら「mixiは商用利用禁止のはず」などという「商用利用厨」の攻撃を受けるし、真面目な書き込みでも「荒らし」を仕掛ける輩が出てくることも珍しくない。

つまりmixiはニコ動などと同じく中川淳一郎さんの「ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)」でいうところの「バカと暇人」の格好の遊び場になり下がっているという現実がある。実際mixiもニコ動も「暇つぶし」には最高の場所である。

こういう連中がネットの情報やコミュニケーションの質を著しく下げているし、ネットの情報の信頼性も落としている。ネットの世界ではいまだに「ネット万能論」「ネット原理主義、またそこまで行かなくとも「ネット優越主義(ネットによるコミュニケーションはあらゆる既存のメデイアよりすぐれているという観点)が幅を利かせているし、そのような書き込み、記事の方が圧倒的に支持を集める傾向がある。だがそれらはネットユーザーが全て賢く、分別がありマナーを守る人間ならそのように機能する。しかしmixi現実を見ればそのような状態とは程遠いのは明らかである。
その点facebookだと実名なので比較的そのようなひどいユーザーは少なくともmixiに比べれば少ない、ということはできる。

ただ勿論いないわけではない。何回か明らかに業者が実在の女性(?)に「なりすまして」出会い系サイトの誘導を測ったことが何回かあった。勿論すぐにスパム報告してすぐにアカウントは消されたようだ。「荒らし」等はまだ私が見た範囲では気づいていないが、facebookの場合はmixi「コミュ二テイ」に当たる「ファンページ」があるが、mixiとかなり勝手が違うので少なくともmixiと比べると「荒らし」は起こりにくいかもしれない。

しかし最近mixiも事実上、足あと機能を廃止したが、facebookは最初からそんなものはないだけに情報の公開はmixi同様慎重にした方がいいだろう。またfacebookは、その中でやる一挙一党則facebookのウオールに反映されるので、その公開も慎重にした方がいい。ページを見るのは良い人間とは限らないからである。

だがよく考えると一番発言しているのはtwitterだしtwitterは実質facebookの入力装置と化している。mixiのつぶやきにも反映されるから今何だかんだいって結局コミュニケーションツールはtwitter中心になっているのかもしれない。あれほどtwitterは自分に合わないといっていた自分が..(笑)