KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

mixiの今後の動向見通しと私のスタンス

先日の私の記事にこういうのを書きました。おかげさまでかなり反響をいただいた記事でした。

mixi早くも「改悪」を修正方向?

http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20110616

あれからいろんな意見も出ましたが、1つはっきりしているのは私のようにmixiの黎明期から参加している人間とmixiが会員数増強時になってから参加した人との間にかなりの温度差、意識の差があるようです。

miximixi 足あと機能改悪反対!コミュは今日現在で26万人、一見多いように見えますが、2000万人を超える会員数からすれば1%強に過ぎません。事実「足あと機能はなくなってよかった」などという発言もみたことがあります。

どうもあくまで私の勘ですが、今回はmixiが以前のような足あと機能に戻る可能性はかなり低いように思いますね。前回のアクテイビテイ機能の時の騒ぎとは何となく違います。その根拠はmixiページのこの内容からです。

mixi いいソーシャルグラフがいい理由
http://mixi.jp/promotion.pl?id=invite

これを読むとわかるんですが、mixiはかつてのように新しい人間のネットワークを構築するツールよりは、既存の「友人」とのネットワーク構築のツールに変貌しようとしているのがわかります。これは、“自分のホームでよりわかりやすく簡単に、訪れた友人や同級生などを確認いただけます。”という運営コメントからもわかります。

このネットワーク構築コンセプトはfacebookと同じものであり、また最近のつぶやきやフォト、チェックなどマイミクが何をしたか(しているか)が自分のホームに表示されるようになる「アクテイビテイ機能」の導入等、明らかにfacebookを意識した機能変更になっています。

いわゆるITのシリコンバレー組、海外留学組の人たちが主張する「facebookこそが真のSNSmixiはそうではない」を意識しているのかどうかはわかりませんが、どうもこういう主張する人たちの記事とかを読むと日常的にmixiを使っているとは思えないんですね。なかにはmixiのユーザーはSNS機能ではなくゲームにしか使っていない、(mixiとモバゲーを勘違い?)などと明らかに日本の実情をとんちんかんにしか理解していない記述すらあります。本来ならこういった主張は一笑に伏されるべきものだと思いますが、やっかいなことに日本のネット論壇(もし論壇というものがあるとすれば、ですが)ではこういったシリコンバレー組、海外留学組といった人たちの発言力、影響力が異常なほど大きいという問題があります。日本のITジャーナリズムの底の浅さを示すものといわざるを得ません。

いずれにせよかつては四六時中ログインしていた時代もあったmixiですが昨年からそのログイン時間が減ってきました。今後も減っていくでしょう。ただコミュ二テイの管理人もやっているので全くログインしないわけにはいかないんですが、いくつかのコミュは閉鎖するか管理人を他人に移行するかを検討しようと思います。

mixiコミュ二テイの話が出ましたので、これについてのべますとコミュ二テイfacebookファンページに相当しますがファンページよりはmixiコミュ二テイの方が使い勝手ははっきりいっていいです。掲示板形式になっていますので自分でトピックも立てられますし、人材募集やその他の情報交換も非常にファンページと比べるとやりやすいです。但し近年特にですが、「荒らし」や「スパム業者」とからむリスクはありますが...

それに「見知らぬ人」からのアクセスが表示されなくなったことで、かえってスパム業者やストーカーまがいの輩が見たかどうかわからなくなりました。以前はそういう人間が来てもアクセスブロック設定ができたのですが、今後は好ましからざる人間が来ても表示されないのでブロックのしようがありません。そのためにセキュリテイ対策上、mixiで表示する情報のかなりの部分を「友人以外は非公開」という設定にせざるを得なくなります。というかもうmixiで自分の情報を広く表示するのは非常にリスクの高いことになるでしょう。もっとも足あと機能改善以前から既にそうなってはいますが..

いずれにせよ今回mixiはこのような騒ぎになることをある程度覚悟の上でやっているように思います。かつてのような新規の人間関係構築の便利なツールだったmixiはもう戻ってこないと考えた方がよさそうです。かといって今回の対応の仕方を誤り私のような古株ユーザーがゾロゾロ退会、もしくはアクセスしなくなったなどという事態が報じられればこれも株式市場に対してよからぬ影響を与えるので避けたい、というのもあるようです。

そのためmixiは今回の事態でリスク(退会人数等)が最小限になる「落としどころ」を捜しているというのが実態かもしれません。