KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

中東やアフリカに見る「独裁国家」モデルの崩壊

チュニジアに始まりエジプトそして現在多くの中東諸国や中国と民衆の反政府デモが吹き出している。多くはfacebooktwitter を通して今の独裁政権を倒そうという価値観を共有することから世界各国でこういう動きが始まっている。

反政府運動の動きが比較的目立たない北朝鮮(最も厳しい情報統制を敷いている国だから単に情報が入ってこないだけかもしれないが..)ですら反政府デモの動きがあるという。

北朝鮮でも反政府デモが活発化「住民の忍耐が限界に」―韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0224&f=politics_0224_007.shtml

但し記事にもあるように「北朝鮮は使用が現実的に不可能で、情報の疎通がまともになされない社会。そのため、小規模なデモが発生する可能性はあるが、中東などの反独裁闘争のように、全面的に体制を揺るがすような状況には至りにくい」という専門家の見方も紹介されている。いずれにせよ中東の動きを見てキムジョンイルは恐怖におののいているのは間違いない。

インターネットの検索機能を始め多くの制限を加えているお隣中国も、かなり焦りが見える。以前も話をしたが中国の経済発展といっても実際にその恩恵を受けているのは多く見積もっても中国人口の3割程度といわれており、同じ中国国内でも同じ国とは思えないほどインフラや所得の格差が著しい。それに対する不満は爆発寸前であろう。それが反政府デモ、民主化デモにつながるのは当然で、中東の一連の反政府運動「中国崩壊」前奏曲になる可能性はじゅうぶんにある。

少なくともインターネットが世界的に普及している現代ではもはや独裁国家のモデルは成立しなくなってきている、ということではないだろうか? 勿論世界中でおきている反政府デモの全てが必ずしも「民主化運動」とは言い切れないかもしれないが、キムジョンイルやカダフィのように国家を私物化し、貧困にあえぐ国民を尻目に自分だけが贅の限りをつくす、などということは不可能になってくるだろう。