NASAが記者会見「宇宙生物学上の発見」はやはり...
■ヒ素食べる細菌、NASAなど発見 生物の「常識」覆す
http://www.asahi.com/science/update/1202/TKY201012020520.html
まあNASAの「重大発表」ということで宇宙人との「ファーストコンタクト」があったんじゃないか、などと期待していた人が相当いたようですが、今朝未明のNASAの発表、だいたい予想通りの内容でしたね。特に地球から20光年のの距離にある小さな恒星「グリーズ581」の周りを公転しているところに「地球によく似た星」が発見されたという発表の直後だけに「グリーズ581」の惑星から「宇宙人の存在の証拠が見つかったのではないか?」などという声も聞かれました。
しかしみんな映画やテレビの見すぎかもしれませんね。まあそういう私も全く期待しなかった、といえば嘘になりますが,,,
とはいえ、「ファーストコンタクト」を期待した人はがっかりしたかもしれませんが、学問的にはかなり画期的な発見といえるかもしれませんね。これで「生物」の定義をやり直さないといけないですし、もしかしたら「生命が存在しない」とされていた星にもバクテリアが生存している可能性が出てきたわけで、「生物学の常識」を覆す発見であることに変わりはないと思います。
ちなみにあるオーストラリアの天文学者が「グリーズ581」の「地球によく似た星」から人工的なパルスが検出されたなどという情報がありましたが、一笑に伏された模様です。まあどこの国にも「トンデモ系」の人はいるんですね(笑)