KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

ネット奪われ家族五人死傷ー早急なニート、フリーター対策を

■家族5人を刺した男逮捕、父と孫が死亡
http://www.news24.jp/articles/2010/04/17/07157605.html

■引きこもりの容疑者、口論絶えず…5人殺傷
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100417-OYT1T00442.htm

この犯人は「ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)
」の中川さんなんかがいう「バカで暇人」のまさに典型であるだろうし、おそらく2ちゃんとか、ブログ炎上の一翼を担ったり、なんてことをした可能性が高いと思うが、ネット内だけでなくリアルの面でも犯罪を犯した「前例」を作ってしまった。

失礼ながら「同類」が多いと思われるmixiのニュース覧のコメント欄にもこの犯人を擁護したり、「自分も同じ状況なら同じことしたかもしれない」など「正直に」話していた者も何人かいた。

犯人の行動は勿論論外だが、要はニート」「フリーター」が増えている現状を放置した日本社会全体の問題でもある。彼らこそ「バカで暇人」であり有名人のブログを「荒らし」たり個人攻撃や誹謗中傷、だけでなくネットで「自由な発言」を攻撃によって言論封鎖を行なう行為を繰り返す。時には「個人情報」を無断で公開し、その人間を精神的にも日常生活の面でも多大な苦痛を与える。さらに暴論をあたかも正論であるかのように吹聴し、世論に対して悪影響すら与える。中川さんも言っているし私も同調するが、こういう連中はネットだけでなく社会に対しても有害な存在となっている。

しかし問題はこういう「バカで暇人」を大量に世の中に出した政府の政策、日本社会全体に大きな問題がある。この犯人、家族と口論が絶えなかったというが、30にもなって職業らしい職業もなく他人の銀行口座をいじったらトラブルにならないと考えるほうがおかしいだろう。

「引きこもり」にはいろんな原因がある、社会、家族が自分を理解してくれない、疎外感いろろあろう、問題はこういう人たちへの「心のケア」「社会復帰のためのカウンセリング」のシステムがこの国では0に等しい。そのため「人」との接点を極端に嫌うようになり、コミュニケーションらしいコミュニケーションが取れない、人間の人格としてはあえていうが欠陥人格に育ってしまう。

私も相当ネット中毒の方だが、情報ーそれも情報のうわべ部分のみだけを取り込み、それで全てを理解してしまっていると勘違いをする。そしてリアルな部分の経験を極端なほどなくす生活ーそういうことは極力避けているつもりだ。

あえていう。
断片的な情報ばかりで頭でっかちになり、リアルな体験が不足してくると人間どんどんバカになっていく。そしてそういう「バカ」がネットで暴れ、ネットの情報の質を落としたりネットの掲示板をある意味「恐怖社会」にしていくーそしてあげくの果てはこういう事件を起す。

残念ながらこれからこういう事件がまだまだ起きる可能性を感じる。

そのためにも日本社会で早急にニート」「フリーター」「社会復帰」させるためのプログラム。特に彼らの「心のケア」や「社会人になるための再教育等」の対策を本気で考えるべきだろう。 

ネットで他人の揚げ足や突っ込み所を必死に捜し、スパムや「荒らし」行為だけに明け暮れる人々ーそんな人生を送って本当に楽しいのか? そんな人生はつまんない意味のない人生だとは思わないのか?

そしてスパム、「荒らし」等でネットの情報の質を下げ、世論を捻じ曲げ、場合によっては他人の身の危険まで感じさせる。

こんなことを放置していいはずがない。

早急なニート」「フリーター」対策を取らないと、単に労働力の問題だけではない。日本全体にもっと取り返しのつかない事態に発展する可能性がある。いや、すでにそうなりかけている。