KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

天地人はもう見なくなりました

このブログで何回かNHK大河ドラマ天地人」について書きましたが実は「三成の遺言」以降すっかり見る気が失せてしまい、実はもう見ていません。たぶんもう見ないでしょう。

正確にいいますと実はもう4月くらいから私のような歴史好きの人間には違和感を感じる部分が多く、特に当時の戦国大名の状況や背景をきちんと勉強しているとは到底思えない部分が多かったです。ですから夏以降は「ドラマなんだからフィクションだから」と割り切って実は半ば我慢して見ていた部分がありました。しかし石田三成と並ぶ重要人物であるはずの前田慶次郎利益がNHK天地人に出ない、ということがわかるともう我慢してみる気が完全に正直失せました。また登場する戦国大名のキャラもあまりにうすっぺらで、特に家康の描き方を始め登場人物の描き方は残念ながら御粗末といわざるを得ないです。これじゃあ歴史ファンはみんなそっぽを向くでしょう。視聴率も20%を切りましたが、天地人終了までもう1ヶ月、この様子だと下がる一方でしょう。

それにしても前田慶次郎は兼続の人生にとっても重要な人物であり、また「花の慶次」でも人気のあるキャラであることは、NHKも百も承知なはずなのになぜ登場させなかったのか、全くもってわかりません。また初音なるキャラもなぜ必要なのか理解に苦しむし、つっこみところを捜したら本当にキリがないですね

まあ、小松江里子さんの脚本に対する批判がブログでもかなり出ていますが、残念ながら私もそれらの批判的なコメントに同調せざるを得ないですね。昨年の篤姫の脚本がよくできていたのとは、あまりに対照的です。小松さんはいわゆるホームドラマのようなものは得意のようですが、どうも歴史ものは荷が重かったんじゃないでしょうか? 脚本上も史実でない部分が多く出ていますし、歴史考証をきちんとして脚本を書いたとは到底思えません。

何かイケ面俳優だけ並べて女性層だけをターゲットにした、という感はぬぐえないですね。

もっとも最近の地上波のテレビは男性よりも女性の方が視聴者が多いのは確かですけどね。
男女関係なく地上波を見るのはお年寄りと子供くらい、ですからね。NHKとしても男性層はもしかしたら捨てているのかもしれません。

いずれにせよ、これで地上波を見る番組がまた1つ減りました。これで地上波で見ているのは土曜日の「世界!不思議発見」(TBS)「美の巨人」(テレビ東京)くらいかな。