オバマ大統領で世界はこれでよい方向に行くだろうか?
何はともあれオバマが大統領になって本当によかった。アメリカも8年間のネオコンの政策がもたらしたひずみで目を覚ました人も多かったということだろう。そしてまだあの国には健全な部分が残っていた。
しかしオバマ自身が勝利演説で云っていたように、今回の当選で"Yes We Can!!"が実現できるチャンスを与えられたに過ぎない。これから山積する課題をどう解決していくのか、お手並み拝見といったところだ。それにしても新自由主義ーフリードマン経済学(小さな政府。市場原理主義)の発祥の地シカゴで、新自由主義政策を否定する大統領が勝利宣言をしたというのは、歴史の皮肉といわずして何だろう?
懸念すべきはテロだ。そしてやっぱりこういう馬鹿はいた。
■オバマ暗殺を計画のネオナチ逮捕 米国にはびこる白人至上主義
http://democracynow.jp/dailynews/081030
英語
http://www.democracynow.org/2008/10/30/nazis
ケネデイのような結末だけは勘弁して欲しい。
次は日本だが、まだこのフリードマン経済学=改革などとほざく竹中とかが頻繁にテレビに出ている現状、−何とかならんのかね?はっきりいってこの男目障りなんだが。私はこの男が出るだけでチャンネルを回してしまう。そして小泉が今度タレントでテレビにまた頻繁に出る? 冗談じゃない。
でもこうなるってことはまだ新自由主義の幻想にしがみついている馬鹿ーB層というIQの低い連中ーが予想したほどは減っていないということになる。だいたい日本はいつも世界のトレンドから遅れて、どの国も新自由主義政策を捨てたことを見届けてから初めて捨てる、という感じだろうね。日本の政治家も官僚も主体性なんてないから。
アメリカは自分で変える力を持っている。だが日本は自分で自分を変える力はなさそうだなあ。どうしても悲観的になってしまう。