KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

宮崎勤ーこの男だけは冥福など祈りたくない

死刑制度云々は別として、それが正直な感想

幼女殺人 宮崎勤に死刑を執行
http://mainichi.jp/select/today/news/20080617k0000e040011000c.html

だがこの男は現代の病巣を象徴しているのも事実で、その後の多くの猟奇的な殺人事件の先駆けとなった。同時にマスコミのいわゆる「オタクバッシング」のきっかけともなった事件だ。今でも最近の通り魔事件を始め、猟奇的な事件が起きると全てゲームやオタク文化のせいであるかのような短絡的な報道が目立つ。

別にゲーム音楽をやったことがあるからいうわけではないが最近のマスコミのこういったものに対する報道には偏見だけでなく悪意を感じるのは私だけではないはず

と同時になぜこのような「怪物」が出てきてしまったのか。
その社会背景、社会の病巣についてきちんと検証した記事は殆ど見当たらない。単にビデオやゲームといったものを「悪者」に仕立て上げるマスコミお得意の「悪者探し」に終始している。そこからは何の問題点も浮かび上がらないだけでなく、偏見や短絡的な結論を誘導する危険極まりない論調である日本のメデイアのレベルの低さがそういうところに現れている。

とはいえ、この人物に対して死刑執行が行われたからこの問題が終わりと考える向きがあるとしたらそれはあまりに問題の本質を理解していなさ過ぎる。普通の人間を「宮崎」にしてしまう病巣は残ったままである。