KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

「小泉元首相 衰えぬ国民的人気」という世論調査

こういうニュースが流れるたびにこの「世論調査」、具体的にどういう調査方法、どういう質問によってこういう結果が出たのかというのが全く示されていないので、ただ集計結果だけで判断ができない。

しかし上位5人の中で「カリスマ性」があるとしたら確かに小泉元首相ということになり、その関係でこの結果が出たとしたら空恐ろしい。

いわゆる「グローバリズム=改革」などという偏ったイメージを広めたのはこの政権であり、現在の格差、ワーキングプアの大量出現、契約社員等の問題を解禁したのはこの政権である。

そしてこの人物の懐刀であり、自民党内でもあれだけ反発があった竹中元経済担当大臣を強烈に擁護し、竹中イズム=改革、それに反対する者は全て守旧派、などという短絡した議論を広め、おバカな連中がそれを鵜呑みにして「これこそが日本の改革だ」と信じた結果が現在の日本が抱える多くの問題。

そしてこの竹中氏が理想としていた「アメリカ型格差社会」はサブプライムという名のバブル崩壊で崩れ、アメリカ社会内では深刻な社会問題になっている。そして彼らが「時代の申し子」と呼んでいたヘッジファンドが現在、石油や穀物といった「先物」に集中し、それらの価格を高騰させ、世界中に迷惑をかけている。

それでもこの小泉氏を支持する人間がこの国の多数派だとしたらこの日本国民というのはどうしようもない知的水準を持った国だ。

いずれにせよ、この結果が仮に消去法によるものだとしても、この国の国民のIQが疑われても仕方がない結果といえる。

小泉元首相 衰えぬ国民的人気(時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008042000071